名作映画【ショーシャンクの空に】レッドの生きざま

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言わずと知れた名作中の名作映画。

 

ショーシャンクの空に


この記事では、うつ病となり社会からドロップアウトをしてから第2の人生に挑戦し始めたぴよたま氏が思うこの映画の魅力について存分に語りたいと思います!!

 

それでは、よろしくお願いいたします!!

 

【注意】
本記事は、ネタバレを多く含みます!!まだご覧になっていない方は、是非ご覧になった後に再度このページに遊びに来てくださいね ^^

 

はじめに 

まず、この映画は語り手でもあるレッドの人生を描いた映画ですね。
そして、核心的な場面は何といっても、

レッドの仮釈放の面接シーンの3回で描かれる心理描写の変遷

でしょう!
僕は、このシーンにこの映画の全てが凝縮されていると思います。
一つずつみていきましょう。

一回目の面接場面 

面接官  
「あなたは自分が更正したと思いますか?」
レッド 
「ええ、もちろんです。身にしみました。生まれ変わったと心から申し上げることが出来ます。…神にかけて本当です」 

 レッドがまだ自分自身を深く理解できていない状況なのかなと感じました。
当然ムショから出たい。こんなに下らなく退屈なところとは、さっさとおさらばしたいぜ。だって、娑婆の方がいいに決まってるもん。誰だってそうだろ。
→ こんなところじゃないでしょうか?

 二回目の面接場面

面接官  
「…あなたは終身刑で30年間刑に服したようですね。あなたは自分が更正したと思いますか?」
レッド
「ええ、もちろんです。身にしみました。生まれ変わったと心から申し上げることが出来ます。…神にかけて本当です」 

ここでは、自分自身や周りの環境に対する変化への恐れが芽生えてきていると思われます。
先に出所した老囚人ブルックスが、変容しきった塀の外の世界に居続けることが出来ずに自らの命を絶ちます。そしてレッドは彼の苦悩に強く共感しています。

三回目の面接場面

さぁ、最大のクライマックスです!!
個人的には、アンディが全身で雨に打たれるシーンより数倍痺れます。
アンディがクソまみれになりながらも外の世界へと羽ばたいた後、レッドの3回目の面接が始まります。


これまでのレッドの雰囲気とは違います。もはやレッドの顔には、媚びたり恐れたり、迷いがありません。
面接官のお決まりの文句「あなたはご自身が更正したと思いますか?」という問いに、レッドは面接官たちを見ながら話し始めます、、

レッド
「更正?更生ね。。まったく意味のない言葉だ。更生というのは……、国が作った言葉だ。君たちに背広やネクタイや仕事を与えるために…… 
…あんたたちは、本当は何が知りたいんだ?俺が罪を犯して後悔しているかって?後悔しない日などない。罪を犯したその日からだ。刑務所に入ってからではない。あの当時の俺は、人の命を奪ったバカな若造だった。そいつと話がしたい。そいつに分別を言って聞かせたい。ものの道理を説いてやりたい。だが、出来ない。…書類に不可の判を押せ。こんなのは時間の無駄だ。正直言って、仮釈放などどうでもいい」

更生というのは国が作った言葉だ、、
このセリフが今の僕にとって断トツに心に響きました。
この言葉で、レッドの中に確固たる軸が存在していることが伝わりました。
彼は、必死に死ぬのではなく、必死に生きる道を選んだのだと。
自分の内側をみつめ、外側に答えを求めていません。

 

俺は更生したのか?仮釈放できるのか?
そんなものは所詮、自分に対する人の判断や評価によるものです。
もはや、そんなものにレッドは関心がありません。
大切な答えは自分の中にしか存在しないことを実感したのだと思います。

 

もう少し言えば、更生したと周りに思われたり、その結果仮釈放が出来たところで、それが自分自身の幸せ(希望)とは全く関係のないことなのだと分かってしまったのだと思います。

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僕のはなし

僕は、精神の病気になりました。この映画になぞって言えば、僕は周りに更生したと思ってもらいたい、そして仮釈放がしたいと強く願いながら生きてきました。
しかし、周りの評価や環境に捉われる価値観というものが最も僕を苦しめました。

 

そして、今の僕は、レッドの2番目面接と3番目面接の間くらいを生きています。
病気になったことで、ようやく変わろうとしています。
でもとても恐いです。自分が変わるのも、周りの環境が変わることも。
まだまだ周りが気になりますし、自信もありません。
しかし、自分の中に答えをみつける生き方をしたいと思っています。
それが、自分で自分を愛せる幸せな生き方だと思うんです。

 

最後に

如何でしたか?

 

今回は、【ショーシャンクの空に】の心に響く場面をご紹介させて頂きました。
この映画は本当にたくさんのメッセージが込められており、人によって感じる部分、捉え方も様々だと思います。

 

ショーシャンクの空に】をもっと熱く語りたい!
おれのはなしを聞きやがれ!!
そんな思いをお持ちの方からのコメントを心よりお待ちしております。

 

名作は何度でも見返すたびに新たな発見があります。
僕は、DVDを持っていますが一家にひとつ必要かと思います。
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最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

 

TO:同じ苦しみ(精神疾患)をもつ、ソウルメイトへ

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