宗教お勉強 ~気候風土との関連~

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こんにちは。
本ブログを訪ねて下さり、ありがとうございます。
ぴよたまです。

さて、前回の記事で宗教のお勉強宣言をしました!

tama-physical-remodeling.hatenablog.com


今回は、記念すべき第1回ですよ~ ^^
そもそも、一体宗教ってどうやって生まれてくるものなのでしょうか?
色々調べてみたんですが、どんな宗教もそれぞれの土地の気候風土が反映されていることが分かってきたんですよ!

 

そこで、この記事では宗教と気候風土についてご紹介させて頂きます。
とりあえず、僕みたいに宗教に対して抵抗感をお持ちの読者の皆さまに宗教へ興味を持ってもらい、一緒にお勉強をする仲間を増やすことがこのシリーズの目標です!!
それでは、お付き合いの程、宜しくお願いします。

砂漠地帯から生まれた宗教

中東などの砂漠地帯では人間が暮らしていくのは非常に困難です。ちょっとした砂嵐や日照りが続いただけで人間などあっけなく死んでしまいます。このような厳しい環境の中では、大自然の恐ろしさが人の心に強く刻まれていきました。
このような過酷な環境の中で、人々の中に神様によってすべてが創られるとする一神教の厳しさの考えが生まれ、育ってきました。
一神教の宗教と言えばなんといっても、ユダヤ教キリスト教イスラムなどですね。
ちなみに、現在の世の中の仕組みってこの一神教の考え・価値観がベースになっているんですよね!

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自然豊かな環境で生まれた宗教

一方、日本のように豊かな自然があり、湧水が流れ、緑が育ち、色々なところに生命が生まれてくるような土地では、いたるところに神様がいるという考え=多神教の考えになります。これが、神道八百万の神となっていきました。また、インドシナ半島でもジャングルの中に色々な精霊(ピー)がいるとされ、同様にそれぞれに対する信仰心が育まれていきました。

一神教の地域と比べると、絶対的な存在を置くのではなく、相互関係の中で全てが成り立つみたいな考えですかね??(完全なる素人談💦)

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熱帯地帯で生まれた宗教

インド付近の熱帯地では、大変な暑さで多くの生き物があっという間に死んでしまいます。その一方で、自然が豊かで次々に新しい生き物が生まれてもきます。
そこから、ヒンズー教や仏教の基本的な考えである「輪廻転生」という発想が生まれました。

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宗教の教義について

続いて、宗教のタイプについてご紹介します。
宗教学者であるマックス・ウェバーによると宗教のタイプは【苦難タイプ】と【幸福のタイプ】に分けることができるようです。

【苦悩タイプ】

何故こんなひどい目にあうのかを説明するタイプの教義です。キリスト教などの一神教はこの傾向が強いようです。迫害を受ければ受けるほど、自分の信仰は正しいという理路をもっているため、どんな困難にも屈せずに世界の果てまで伝道していきます。
弱者を救う、弱者の為の宗教といったところでしょうかね。

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【幸福タイプ】

一方、こちらは色々不平不満や愚痴をこぼしているけどあなたは幸せじゃないですか?目の前の当たり前に感謝し、おかげを喜びなさいと説きます。
仏教などは、こちらですね。真剣に道を求めるものにのみ門を開くという性質があります。

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日本はグローバル・スタンダードを作れない?

欧米はキリスト教の普及活動の経験があり、世界に訴え説得してきた経験があります。一方、日本は仏教など他国の価値観を受け入れてきた歴史があります。
この違いにより、日本は欧米と比べて、何かを普及して説得するということが得意ではないみたいです。確かにディベートとかも欧米の圧にはちょっと敵わないですもんね。

日本の強さも考えてみる

一方で、日本は一神教に見られるような排他的で強いこだわりがなく、様々な考えを受け入れることができる柔軟性を持っているような気がします。
この相手が自分と違う価値観でも尊重して、思いやる気持ちを持つ柔軟性。
これこそが、グローバル化された現代社会における日本人の強みなのではないかとぴよたまは思ったりするのです。

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最後に

如何でしたか?


それぞれの地域の風土が宗教的なイデオロギーを生みだす出発点になっていることを学び、とても勉強になりました。

 

そして、現在の世の中の仕組み・基盤を形成した一神教の考え方は、砂漠の環境に世界の厳しさをみて、絶対的な存在を真理と捉えるところから始まっていることは、とても面白く感じました。

 

日本に一神教の考えがいまいち広がらなかったのは、日本で考える世界観が一神教よりも相対的な関係性を重んじる傾向があることに起因するのではないでしょうか?
成程、そう言われれば僕も絶対的な価値観を定めて他者を導くという意識よりも、他者との関係性を大切にするという考えの方がしっくりくるもんなと思いました。

 

次回の記事では、いよいよそれぞれの宗教の特徴について紹介していきたいと思います。内容の正しさや厳密さを追求するものではなく、あくまでも超素人が宗教をなんとなく考えてみるという程度のものです。間違いなどご指摘ございましたら、どしどしご指摘くださいませ(優しくネ)。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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