【昭和サラリーマン必見】クレヨンしんちゃん~オトナ帝国の逆襲
GW中ですが、いかがお過ごしでしょうか?
僕は神奈川県に住んでいるんですが、午前中に急にスマホから爆音で不要不急の外出を控えて下さいとの通知が県知事から届き、もの凄くびっくりしましたΣ(・□・;)
今の時期は、家の中で過ごすかたが大半だと思いますので、僕のイチオシの映画を紹介させて下さい。
ずばり、
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲です!!
え?クレヨンしんちゃん(^-^;
子供向けの中身のない話でしょ~ってお思いの方!!
この映画は、完全に大人向けの作品となっています。
特に、昭和のサラリーマンのお父さん必見の映画と言えます。
と言うのも、この作品の中心は、主役のしんちゃんではなく、お父さんであるひろしなんです。
アニメということや、しんちゃんの声が苦手だというオトナの方もどうか毛嫌いせず、先入観を捨ててみて頂きたいと思います。
あらすじを超簡単にご紹介♪
人のつながりが無くなり乾ききった現代の日本を憂いて、古き良き時代に戻ることを企てる【イェスタディ・ワンスモア】。
彼らは20世紀博内で「懐かしい匂い」を作り出し、大人たちを次々に幼児退行させていく。そして、昔の古き良き時代へと回帰することを企てる。
そこで、しんちゃんら子供達(春日部防衛隊+ひまわり+シロ)が、大人たちを正気に戻し再び明るい未来を取り戻す為に立ち上がる。
おすすめポイント①~音楽~
映画では、昭和にはやった名曲たちがたくさん流れてきます。
どれも、今流行っているアップテンポの難しいメロディーではなく、人の温もりや手作り感が伝わる曲ばかりです。
はっきり言って、この音楽を聴いて映像をみているだけで、大人は十分に楽しめます。
Wikipediaより、引用
- 挿入歌 - 「ケンとメリー 〜愛と風のように〜」 (1972年)
- 挿入歌 - 「白い色は恋人の色」 (1969年)
- 挿入歌 - 「聖なる泉」(『モスラ対ゴジラ』より) (1964年)
- 挿入歌 - 「今日までそして明日から」 (1971年)
- 作詞・作曲・歌 - よしだたくろう
特に、挿入歌として流れる、吉田拓郎さんの【今日までそして明日から】はもの凄く、物語りの世界観と合致して、昭和の良き時代の回想として、とても良く表現できています。
おすすめポイント② ~ひろし回想シーン~
これはもの凄く、有名なシーンですね。このシーンで恐らく日本のサラリーマンやお父ちゃんは涙腺崩壊することと思います(´;ω;`)
まず、このシーンの曲(メロディー)が良いです!
次に、(夕方まで公園で遊んでいた時にお家から漂ってくるカレーの匂いのように)懐しい匂いで、子供の頃に帰っていってしまったひろしが、今の大人ひろしに戻る為の匂いが、、、、、なんだと思います?
熱い昼下がりに営業の外回りをして蒸れ蒸れになった自分の靴の匂いですよ!!
ここの表現がもう本当に素晴らしい。泥臭く人間臭さが全開で感動します!
もう、これだけで完全にやられます(´;ω;`)
そして、
自転車の後ろで父親の大きな背中をみていた記憶からはじまり、最後は、自分の子供を自転車の後ろに乗せ、家族と一緒に走ってるシーンで終わる。
その間の色々な苦労や素敵な出会いは、一切のセリフを入れずに映像と暖かいメロディーだけで表現をする3~4分間。
このシーンだけでも、この映画は見る価値が絶対にあると思います!!
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最後に
あまり話してしまうとネタバレになってしまうので、これくらいにします(笑)
ちなみに、この映画は上映時間89分と短めで、中だるみも全くせずに大切なエッセンスが凝縮されているために本当に大人でもみやすいです。
逆に、子供には少し難しい内容かと思います。もちろんしんちゃんのおふざけキャラは全開ですので、楽しめる作品には仕上がっています。
毎日がツマラナイ。
なんだか、最近苦しい。
昔はよかったなぁ。
こんな気持ちを抱えるオトナに優しく寄り添い、明日へそっと背中を押してくれるような映画だと思います。
是非、ご覧になっていただくことをおススメします!!
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アニメ「クレヨンしんちゃん」の野原ひろし役で知られる声優・藤原啓治さんが、4月12日にがんのため55歳で亡くなったことを心よりお悔み申し上げます。)
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