うつのどん底でおきた奇跡的な体験と転機

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こんばんわ。

 

さて、今回の記事では、うつのどん底で僕の身に起きたリアルな体験についてご紹介させていただきます。
ここを転機に、少しずつ前を向いて生きられるようになりました。

 

他人事に聞こえてしまうかもしれませんが、一体いつまでこの暗いトンネルが続くのだろうと不安なお気持ちをお抱えの方にとって、少しでも希望をお伝えできればと思っております。

 

それでは、よろしくお願いします!

 

はじめに【特に苦しまれている方へ】

現在、苦しみのどん底にいる方は、僕の記事を読んだところで、所詮は他人の身に起きたことで、そんな事を聞かされても実感も湧かないし、自分とは無縁と感じると思います。

 

僕自身も、苦しみの渦中にいた時は、そもそも人の記事を読む余裕などありませんでしたし、振り回されたくなかったので、周りに耳を傾けられませんでした。
あなたも、僕の記事に限らず、周りの声に耳を貸すのが苦しいのなら、無理に聞く必要なんかありません。自分が生きるために楽になることだけを考えて下さい。

 

僕は、あなたの苦しみを完全には理解出来ません。でも、この世の苦しみとは思えない程、本当に本当に辛く孤独で苦しんでいるのであろうということは、少しは想像ができます。

 

少なくとも、苦しみ抜いた経験をする前の僕には想像ができなかったことが、少しですが、今は想像ができます。

 

あなたの苦しみを簡単には理解ができない、そんなに簡単ではないということは理解しているつもりです。そして、理解は出来ないものの、少しだけなら想像ができます。

 

僕は、どん底にいた時、誰にも自分の苦しみを理解してもらえず、独りぼっちで孤独なことがすごく辛かったです。
お医者さんや家族など周りに優しい人がいてくれて、皆が理解してる、理解しようとしているという態度で僕に接してくれましたが、分かってもらえない、共感が得られなかったことが最も苦しかったです。

 

あなたが同じ孤独をもっているのであれば、是非、僕の記事を読んでみて下さい。
僕は、どうしてもあなたの役に立ちたいんです。
あなたの孤独に0.00001ミリでも寄り添いたいんです。
僕は無力ですが、それが病気になった今の僕にできることだと思うんです。

 

あなたが、今苦しい時なのは想像できます。ですが、僕はあなたに諦めないでほしいんです。あなたにあなたらしく爽やかに清々しく伸び伸びと人生を謳歌して欲しいんです。不快な思いをさせてしまったのなら、申し訳ありません。

 

前置きが長くなりました。。
それでは、お話を始めさせていただきます。

うつになって苦しむ日々

いきなりですが、僕は、10年のサラリーマン経験でストレスを溜め込み、結果として、うつ病双極性障害を患ってしまいました。

 

大人になるまで、うつ病などのメンタル不全とは無縁の生活をしてきましたし、性格的にも楽観的、我がまま、のんきと、とてもうつになるタイプとは思えませんでした。しかし、実際にうつ病になりました。

 

なんの自慢にもなりませんが、相当に苦しみました。
自殺未遂もしたし、家族にもたくさん迷惑かけました。
何度も何度も声を出して泣き暴れました。妻や両親も泣いてました。
道端で倒れたり、体が震えたり、口がガクガクなったりしました。

 

心の方が辛かったですが、身体も辛かったです。
頭痛が酷く、市販の頭痛薬をラムネのように飲みまくり、偏頭痛持ちとなり、その後も偏頭痛向けの様々な薬が必需品となりました。

 

会社で毎日隠れて薬を飲んでました。いつも副作用で頭がフラフラの状態でも、仕事の難題に対して、常に全力で頭をフル回転させていました。
週末はひたすら体力の回復に努め、整体、針、お灸など色々試しましたが、身体の傷みやコリは結局はとれませんでした。

 

うつ病の診断が出され、病気に向き合うようになってからも苦しい日々が続きました。
入退院を何度も繰り返しました。仕事も休職、退職、そして転職と環境を変えてみまし
たが、苦しみや不安は募り、全く上手くいきませんでした。

過去の自分との決別

そんな絶望の淵で苦しみ、もがき、のたうち回った末に、遂に僕のもとに一つの答え
がやってきました。それは、

 

"過去の自分との決別"

 

でした。それは、とても悲しく苦しく悔しいものでした。

 

うつ病の診断が下され、仕事から離れると、僕の中で次第に会社で苦しい思いをしていた【過去の自分】と【今の自分】に心が分かれるようになりました。
【過去の自分】と定期的に会話をするようになったんです。


自分の心にとても信じられない奇妙なことが起こっているという感覚があり、実際にまともな精神状態ではなかったと思います。
(僕はよく知りませんが、多重人格とは少し違うと思います。)

 

【過去の自分】は、まさに死神でした。
【過去の自分】=【彼】は全てに絶望していて、【僕】や僕の周りの大切な人達をとても困らせ、苦しめました。
死にたいと、強く強く訴えました。

 

【僕】だけには、【彼】の気持ちが痛いくらいに伝わりました。
というよりも、【彼】と共感できるのは、【僕】だけだったんです。

 

元気づけたり、慰めたり、鼓舞したり、【僕】にできることは全てやって、【彼】にとことん向き合い、一緒に苦しみました。
しかし、いくら【僕】が【彼】を元気づけても、何を言っても、もう【彼】に生きる
力は残っていませんでした。

 

当時の心療内科の主治医に相談をしました。
僕にとって、とても優しく、頼りになる先生でした。
先生は、

 

「当時、SOSを出せなかった【彼】にも責任があるのでは?」

 

と、優しい口調で僕に言いました。


その話を聞いた僕は、その先生が【今の僕】の為に、【彼】の鼻と口にそっと手をあてて、息を止めてくれたのだと感じました。
そして、僕も【彼】=【過去の僕】とお別れをすることを決めました。

 

僕は自分の為に、過去の自分を殺したんです。

 

結局、【過去の僕】は苦しみ、もがき這いずり回り、何も成しえず、心からの安らぎを得ることができないまま、寂しく、独りぼっちでこの世から居なくなってしまいました。

 

時々いまでも、【過去の僕】の亡霊が【今の僕】の邪魔をしに出てくることがあります。

 

「お前だけ幸せになる気か!あんなに頑張ったおれを捨てるのか!!」

 

と【今の僕】を責めます。
そう言われて、【今の僕】は、【過去の僕】が可哀想になったりします。
それでも、過去を振り払い、前を向いて生きています。
そして、少しずつですが、どん底から這い上がってきました。

【過去の僕】へのはなむけ

【過去の僕】の分まで幸せになろう。【過去の僕】に恥ずかしくない生き方をしよう。【過去の僕】の苦しみを誇りにして生きていこう。そんな風に今は思っています。

 

【今の僕】は生まれたてのヒヨコです。まだ、どこで何をしていけば良いのか全く分からずにウロチョロしています。そんな僕が、はじめにやりたいと思うことがみつかりました。

 

【過去の僕】の生きた証を残したい

 

【過去の僕】は死んでしまい、【今の僕】も時間が立てば、少しずつ【過去の僕】
のことをどんどん忘れていくのだと思います。
そうなる前に、【過去の僕】が生きた証を何とか形にしてあげたいと思いました。

 

僕にとって、このブログは【過去の僕】への"はなむけ"なんです。

 

このブログで、【過去の僕】との思い出を記事にして発信していきたいと思います。
傲慢な望みかもしれませんが、【過去の僕】の生きた記録が、誰かの勇気になることを
願っています。

最後に(明るくね^^)

如何でしたか?
恐らく、どよーんとさせてしまいましたかね?(汗)
せっかく、ご覧なって下さったので、最後は元気だしていきます(#^^#)
いやー、本当に苦労しましたんです。。ハイ。
知るかって!?

 

まぁ、なんとかこうして今日まで生きてきましたが、実際に本当に危ない場面だって、何度もありました。まさにジェットコースターのような闘病生活でした。(というか、まだ終わってないですね (汗)

 

ものすごくライトにまとめますと、僕にとっては、

 

・過去の嫌なことは忘れて吹っ切れる
・自分の弱さを、「受け入れる」、「出来ないことを諦める」

 

ということが、前を向いて生きるためには必要だった。ってことです。
もちろんまだまだ、辛い時もありますけどね(^_^;)


今後も、【昔の僕】の頭の中身であったり、どのようにもがき苦しんだのかについて、
できるだけ脚色せずにありのままを記事にしていきたいと思います。

 

興味のある方は、是非、また見に来てください ^^
長くなりましたが、最後までご覧くださり、ありがとうございました。 

 

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