最も辛かった中間管理職時代の精神状態を振り返る
こんにちは。
今回の記事では、僕が10年間のサラリーマン時代の中で最も辛かった時期を振り返り、ご紹介させて頂きます。現在、会社で苦しむあなたがもしも同じような思考になっていたら要注意です!!ほんの少しでも参考になりましたら、幸いです。
それでは、よろしくお願いします!
嫌われる勇気がなかった
- 出来ないと思われることが怖くて仕方なかった。
- つまらないやつと思われることが怖くて仕方なかった。
- 相手にするメリットがないと思われることが怖くて仕方なかった。
サラリーマン生活の中で、後に休職→退職となった最も辛い時期は、人の役に立ちたいとか、自分のアイデアで社会貢献したいなどと考える余裕は全くなくなり、ひたすら相手に嫌われたくないという事だけが僕の仕事における行動原理でした。
しかし、嫌われないようにするという事は、相手のためのようで、実は自分のことしか考えていません。その仕事がもたらす効果などを自分の頭で考えたりはしていません。
正に、言いなりのロボットです。
これで、相手が満足する訳がありません。結果として、怒られたり、不満の感情を示されました。
それが恐怖となり、更に嫌われないようにするという悪循環に陥ってしまいました。
個性を消し去り、僕は消えていった
非難をされまくることで、自信がなくなり常にビクビクして集団の中で(悪い意味で)目立ちたくないという風に強く思うようになりました。
自分の考えを、
組織体制や、上司などの周りの考えと一致させなければならない
と考えるようになりました。
さらに言えば、
組織体制や、上司と異なる考えをもっている自分は組織では生きていけない
と考え、職場で次第に僕の個性は失われ、ありのままの僕の存在は小さくなっていきました。
プライベートでも同様でした。
家族もいるし、生きるためには仕事をしなければいけない。
でも、仕事中には、偏頭痛や腹痛がおこり、身体のコリも凄く辛い。
疲れて、眠くなって集中できないのも困る。
少しでも仕事をする時に楽になるようにと考え、プライベートは全て仕事へ向かうための準備時間という位置づけでした。
僕の生活から笑顔は消えました。
代わりに、眉間に深い皺が刻まれました。
昔の無邪気でよく笑い、おバカな事をやっては周りから失笑を買うような本当の僕はいつの間にか、いなくなってました。
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仕事を離れて、当時を冷静に振り返ってみる
苦しかった時のことを思い返すと、当時は周りが全くみえなくなってしまっていたと思います。そして、本当にあれが自分だったのだろうかとも。
環境によって人間は本当に変わってしまうのだということを実感し恐ろしいです。
今となっては、仕事に苦しんでいた【昔の僕】こそが幻のようです。
よくある話のように、
会社の方針に不満がある
上司が気に食わない
って話で済ませられれば良かったのに、僕自身のこだわりや弱さによって、自分を見失い自信を失ったり、組織に完ぺきに順応することを求めすぎてしまったことが病気をこじらせた要因かなと思います。
当時は到底無理でしたが、今となっては、自分の落ち度を冷静にみつめることもできるようになりました。
一方、完ぺきな人間などいないし、弱い人間だっていると思います。
なので、当時在籍していた会社みたいに悩みを抱える人がSOSのサインを出せないような組織は懐の深さや、温かさが足りない未成熟な組織なのかなとも思います。
ただし、こんな風に、組織に多少の不満があっても、自分の考えも組織体制も否定せずに受け入れて共存していく姿勢が今後は大切になるなと思います。
最後に
以上、僕のサラリーマン生活で最も苦しかった時のおはなしをさせて頂きました。
如何でしたか?
組織の中で生きていくのは、ものすごくストレスのかかるものです。
個人としての人間関係のほかに、組織人としての人間関係というものが加わり、さらに関係が複雑になりますものね。
考えや価値観が違うのは当たり前ですよね。自分を殺して、なんでも服従する必要なんてないと思いますよ。そんなことしないでも、きっと組織の中で生きていけます。
十分にコミュニケーションと取ったうえで、それでも、会社の方針や、上司の考えとどうしても合わない場合、無条件降伏をするのではなく、自分の本心と向き合い、自分の考えを優先したっていいのではないでしょうか?
そこまで考えたのであれば、その結果、起こる結果に対しても、自分で責任を取る覚悟は持てると思います。
僕は、まだ社会復帰に向けてリハビリ中で偉そうなこと言ってますが、読者の方が少しでもこころの負担を軽くサラリーマン生活を送ることを願っております。
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました。
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