自分史を振り返って【リワークからの再出発】
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就労移行支援事業所(リワーク)へ通所をはじめて、約一年。
①生活リズムを作る期間
⇒ 自己管理表を記録することによる、睡眠、食事、余暇活動、気分のモニタリング等
②ストレス対処能力を向上させる期間
⇒ 認知行動療法、解決志向アプローチ、マインドフルネス、自律訓練法、自分史による振り返り、NLP等
③コミュニケーションの学習期間
⇒ グループワーク、アサーショントレーニング、グループエンカウンター、DESC法等
これらのステップは経て、ついに就活のGOサインが出ましたΣ(・□・;)
着実に、コツコツと積み上げて来て、少しずつですが自分に優しく大切にする考え方が分かってきました。
しかし、それと同じ位、長い年月をかけて出来上がった古い価値観を手放して、新たな価値観に上書きしていくのは難しいことも理解できてきました。
この記事では、これまでのリワークでの活動の中でみつめてきた自分史を振り返って、感じたことをまとめていきたいと思います。
病気ではなくとも、現状に悩み変わりたいと思っている方に少しでも参考にしていただけましたら嬉しいです。
それでは、よろしくお願いします。
僕の人生(自分史)については、コチラの記事で包み隠さず全てを晒しています。
興味のある方は是非ご覧ください。
(本ブログは、フェイスブック経由で全ての知人に周知しているため、身バレもしてます。)
精神疾患者の人生物語「①幼少期編」 - 元うつ社員が挑む、キャリア形成改革
精神疾患者の人生物語「②思春期 前編」 - 元うつ社員が挑む、キャリア形成改革
精神疾患者の人生物語「③思春期 後編」 - 元うつ社員が挑む、キャリア形成改革
精神疾患者の人生物語「④青年期編」 - 元うつ社員が挑む、キャリア形成改革
精神疾患者の人生物語「⑤社会人編(1社目)」 - 元うつ社員が挑む、キャリア形成改革
精神疾患者の人生物語「⑥社会人編(2社目)」 - 元うつ社員が挑む、キャリア形成改革
精神疾患者の人生物語「⑦社会人編(3社目)」 - 元うつ社員が挑む、キャリア形成改革
自分史を振り返って、感じたこと
- 周りはみんな敵。
- 出来ないことを指摘したり、
非難されることに対して中学の部活& 姉への学歴の劣等感による拒否反応が出た。 - 能力があるか/利益が出せるか/権力があるか?
弱者には徹底的に冷たい弱肉強食の世界。 - 強者にならなければ、恐い思いや、
むなしい思いをさせられる。 - 強者になりたくもない人にも、
強者になることを強要されてしまう。
(別に強要されてまで出来るようになりたくない) - 否定される恐怖を防ぐためには、(いやいやでも)
全ての人に認められることを目指さなければならない。 - 自分を守るためには、
相手の要求に応えられる能力や実力をつけなければならない。 - 関わる全ての人の要求に応える為に全力を出さなければプロ失格だ。
- 否定されたり、非難されても、
傷つかなかったり耐えられる強さは自分にはない。故に、 周りの評価で自分の精神状態は決まる。 - 死ぬ思いで身に着けてきた能力や実力を捨てたくない。
- 悔しく悲しい思いがあり、
自分をバカにした人を見返してやりたい。
(収入、社会的地位、社会的影響力など) - 何も努力や苦労をしないで適当に過ごしてきた人と同類にされたくない。
- 能力や実力は関係なく、自分は無条件に大切にされる。
- 家族に対して、特別な貢献をしなくても、
自分は無条件で大切にされる。 - 家族にとって、自分は特別な存在である。
- 自分にとっても、家族は特別な存在である。
- 家庭は、穏やかで心が休まる安息の場。
- 家族に対して、
自分の果たすべき役割は経済的な支えが最も重要 - 経済力があれば役割が果たせたと思えて家族に対して胸を張れる。
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今後、どうなっていきたいか?
- 社会には、敵も多いけど努力次第で味方もつくれる。
- 一緒に仕事をして楽しい人、好きな人をみつける。
- 利益や肩書などは、絶対評価で語れるものではなく、
各々の領域で適材適所。
自分の心地よい居場所をみつける。 - 人の良い部分がみえやすい環境を選択していける為の可能性を広げ
ていき、人の良い部分をみる努力を日々重ねたい。 - 全員を相手にするのではなく、
好きな人に認められることを目標にする。 - 否定される恐怖に対しては、
認められることを目指すのではなく、距離を取ったり、 ストレスコーピングして受け流す。(なるべく、無視する)
- 家族のためにも、
自分のストレス対処をすることを第一優先する。 - 完璧を目指さない。ダメな子、ダメな夫、
ダメな父親としての姿もみせる。 - 家族のことを理解できるように話をよく聞き、
何でも話し合う。
今後、気を付けないといけないこと
- 凄い商社マン風で年収が高そうな人や派手なスーツや高級な私服で
仕事も楽しんでいて、バリバリと働いてそうなさわやかな人をみたとき - 出身大学や、就活、
年収やステータスの話などの世間話を耳にするとき - 仕事は何をしているのかという話になるとき
- 子供に対して障害者であることを後ろめたいと思ってしまうとき
- 他人の能力に対する批判や評価などの世間話を聞いたとき
- 我がままだったり、高圧的な人をみたとき
なぜなら、職を失い、社会の底辺まで落っこちて差別も受けたから。
過去にバカにした人達を見返したい。お世話になった人に報いたい。
昔に苦しんでいた仕事であっても、克服できるし、楽しみながら前向きにやっていけることを証明したい。
全ては、この苦しみから逃れる為にやってきたことだと気づいた。
そんな事をせずに、全てを忘れてやりたいことに集中して目の前の人生を楽しみたい。
だけど、社会に出てからの僕の10年間は24時間365日この思いとの闘いだった。
その闘いに負けるぐらいなら死んだ方がマシだった。
この気持ちは手放さなければ、精神的にラクになることはないということが分かってもきた。
本来の僕は、実力も名誉も社会的な影響力も全く必要としていない。
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最後に
さて、これから就活をしていくけど今日までに積み上げた自己理解を大切にしつつ、自分にとってどんな職場が良いのかを大きな視野で考えていきたいと思う。
焦る必要はない。
これまでの人生の価値観を捨て去り、新しい道を歩んでいくんだ
今からだって、やり直せるさ。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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就労移行支援事業所(リワーク)では、ストレス対処法や対人関係スキルなど社会復帰に向けて就労を定着させるために必要な様々なことが学べます。
色々な種類の施設がありますが、見学だけでもOKですので、ご興味なるかたは是非以下のリンクでご自身にあったところ探されることをおススメします。
そのひとりの「働きたい」にこたえる。【LITALICOワークス】
お仕事復帰や自立を全力サポート | 就労移行支援のCocorport(旧社名:Melk)
障がいのある方への就労移行支援【パーソルチャレンジ・ミラトレ】
また、昨今は障害者向けの就職・転職支援サイトも非常に充実しています。
就職・転職のプロの支援を無料で受けられますし、ハローワークにはない求人案件もみつかると思いますよ。
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