原因なんて追及してないで、成功体験のカケラをかき集めようね!
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思い通りになることの方が遥かに少ないのが世の中というものですね('◇')ゞ
それこそ、生きていれば死にたくなることだってありますよ。
実に見事なまでに、様々な問題が僕らには降り注ぎますわね。
そんな時にアナタは、問題に対してどんな風に対処しています?
ぴよたま氏は、社会人になるまでは何不自由なく穏やか且つ、和やかに生活をしておりました。 しかし、社会に出てから一転、職場環境のストレスに上手く対処できず、ひたすら歯を食いしばり、ひたすら根性論のみで10年間を過ごし、とうとう力尽き、うつ病を発症しました(´;ω;`)
そんな僕が、心療内科での治療や、就労移行支援施設(リワーク)で習得したストレス対処に役立つ3種の神器のうちの一つ、解決志向に基づく成功体験のカケラをかき集めるアプローチについてご紹介させて頂きます。
解決志向アプローチの考え方については、是非こちらの記事をご覧くださいネ
また、もう一個の神器である認知行動療法に関する記事は、コチラをご覧ください!!
他の記事でもお伝えしておりますが、僕は医者でもカウンセラーでもありません。
なので、学者向けの知識やうんちくは極力避け、患者の立場として、実際に苦しみや悩みなどを軽減するためのスキルを習得し、各療法を使うユーザーの立場で話をさせていただきます。
一人でも、多くの方がこの記事を読み、問題を解決するアプローチの一つとして、活用して、セルフケアスキルを向上できることを願っております。
それでは、よろしくお願いします😊
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アメリカ的!?プラグマティズムで超クールに解決しちゃう
解決志向的な考え方はコチラを参照頂きたいのですが、ここでもおさらいをば。
現実に目の前に問題があるとします。
この問題に対処するアプローチとして、原因追及アプローチと、解決のアプローチなるものがあります。
一つずつみてみましょう。
原因追及アプローチとは、その名の通り原因を考えていくアプローチですね。
「何故こうなった?何がいけない?誰が?どうして??」
この考え自体は、いけないことではありませんが、次第に、「原因追及」や「犯人探し」が目的と化してしまい、肝心な問題解決がないがしろにされがちになります。
一方で、解決志向アプローチとは、原因を追究するのではなく、「どうなったらいいだろう」という解決像を描いて、そこまでの間にある「変化」に注目をしていく方法になります。
これって、実にアメリカ的ですよね。
プラグマティズムってやつです。
Wikiでみてみると、こんなことが書いてあります。
プラグマティズム(英: pragmatism)とは、ドイツ語の「pragmatisch」という言葉に由来する、実用主義、道具主義、実際主義とも訳される考え方。元々は、「経験不可能な事柄の真理を考えることはできない」という点でイギリス経験論を引き継ぎ、概念や認識をそれがもたらす客観的な結果によって科学的に記述しようとする志向を持つ点で従来のヨーロッパの観念論的哲学と一線を画するアメリカ合衆国の哲学である。
(Wikipediaより引用)
ぶっちゃけ、問題の何が原因なのかなどどうでもいい。
生活上の実践に利益があるかないかで物事を決める。徹底的な合理主義どすえ。
僕らは、何か問題が起こるとその原因(諸悪の根源)を追及しようとしがちですよね。
原因があるから結果(問題)がある。
因果応報というやつですね(笑)
確かに、それはそうです。
ですが、アメリカ的なプラグマティズムでは真理(原因)などには興味がない。
問題を解決することに最大の力を割く。
う~ん。クールすぎるぜ合衆国よ。
ちなみに、この考え方は、何も精神療法の領域だけに限らず、ビジネス、教育、チームマネジメント、コーチング、組織開発などあらゆる領域で活用されるようになってきているんですよ。
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製品がお客さんに売れない...
例として、製品がお客さんに売れないという【問題】が目の前にある場合を考えてみましょう。
一般的には、何故売れないんじゃーって【原因】を考え始めますよね。
・プレゼン資料の準備期間が足りなかった
・価格が高すぎた
・お客さんのニーズとマッチしていなかった
・売り込むタイミングが悪かった
・お客さんの機嫌が悪かった
・そもそも、商品の品質が悪い etc..
はい。もうお分かりだと思いますが、原因なんてそもそも一つに特定なんて出来なくないですか?
しかも、仮に(ほぼ無いですが)原因が特定出来たところで、そこからどのように目の前にある問題を解決するんでしょうか?
原因が分かったところで、その原因に対して自分が対応できるという保証は残念ながらどこにもありません。
そこで、 原因を追究するのではなく、解決志向のアプローチが有効になります。
解決志向アプローチでは、成功体験に注目して、それらのカケラを大切に集めていきます。
・過去に売れた時は、製品の魅力が存分にアピール出来ていた。
・購買担当はNGだったが、現場の人は製品の品質を気に入ってくれた。
・製品のコンセプトは支持されていた。
・次の機会にまた必ず声をかけて欲しいと言って貰えた。
・急な要望に対してもカタチを仕上げて、入札に参加できた。
・悔しさにより、社内に強い連帯感が生まれた。etc..
どうなりたいとのかという解決像に向かって、これらの成功体験のカケラを積み上げていきます。
原因追及(犯人捜し)と異なり、的を外していても一向にかまわないですし、前向きに目標に向かって動くことができます。
最後に
如何でしたか?
原因を考えてドツボに嵌るよりも、現実主義的にクールに解決に焦点を絞っていきましょうねというおはなしでした。
このはなしを病院やリワークで聞いた僕は、その昔仕事で取り組んだ重回帰分析を思い出しました。
重回帰分析とは、
重回帰分析(じゅうかいきぶんせき)は、多変量解析の一つ。回帰分析において独立変数が2つ以上(2次元以上)のもの。独立変数が1つのものを単回帰分析という。
一般的によく使われている最小二乗法、一般化線形モデルの重回帰は、数学的には線形分析の一種であり、分散分析などと数学的に類似している。適切な変数を複数選択することで、計算しやすく誤差の少ない予測式を作ることができる。重回帰モデルの各説明変数の係数を偏回帰係数という。目的変数への影響度は偏回帰係数は示さないが標準化偏回帰係数は目的係数への影響度を示す。下記の関係式が知られている。
(Wikipedia調べ)
なんて、小難しく書いてありましたが、こういうことです。
①まー、なんか理由は分からんけど、結果がXYZになりましたと。
②その結果となった要因(因子)はどんなものが挙げられるだろうか?
③Aという出来事(因子)は、結果がXYZとなったことに一役買っていそうだ。
④B、C、Dという出来事(因子)も、結果がXYZになったことに貢献していそうだ。
⑤AとかBとかCとかDとかのうちでXYZを導くのに大きく貢献したものはどれだろうか?
(重みづけをしていく。)
適当に言えば、こんな感じです(笑)
ここで、A~Dが成功体験のカケラで、XYZが解決像という感じですね。
分かりにくいですかね( ̄▽ ̄;)
えー、ココでミソなのは、
XYZという結果を導き出した決定打となるものを追及していては、XYZという結果をもたらす要因までは何時までたっても到達できない(か出来るとしても、もの凄い茨の道)という事です。
ここでいう、決定打の追求が原因追及であるということですね。
解決志向アプローチ恐るべしですね(笑)
ちなみに、今回紹介させて頂いた、解決志向アプローチは就労移行支援事業所(リワーク)で学べます。
色々な種類の施設がありますが、見学だけでもOKですので、ご興味なるかたは是非以下のリンクでご自身にあったところ探されることをおススメします。
そのひとりの「働きたい」にこたえる。【LITALICOワークス】
お仕事復帰や自立を全力サポート | 就労移行支援のCocorport(旧社名:Melk)
障がいのある方への就労移行支援【パーソルチャレンジ・ミラトレ】
また、昨今は障害者向けの就職・転職支援サイトも非常に充実しています。
就職・転職のプロの支援を無料で受けられますし、ハローワークにはない求人案件もみつかると思いますよ。
心身状態に合わせて、既に就職活動のフェーズに入られている方は、是非コチラをご確認下さいね。
プロと一緒にする転職活動!障害者の就・転職ならアットジーピー【atGP】
今回は、これまで。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
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