成長したいと願っていたら、メンタルを壊した

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あなたは、成長したいですか? 

 

仕事などで専門的な知識や技能を誰よりも身に付けたいですか?


利害が衝突する立場の関係においても、調整役として円滑に折衷案を立てて、物事をドライブする推進力となれるようなリーダーシップを発揮したいですか?

 

それまでに上手に処理できなかった案件をスマートに処理できる能力が身に付けたいですか?

 

仕事だけでなく、プライベートにおいても、人間的に冷静で適切な行動が取れるように成長することで、人生を有意義なものとしたいですか?

 

世の中の常識として、退化と現状維持はで、成長こそがであると捉えられているのは、僕が言うまでもありませんね。


だって、上司との定期面談の際に、

 

いやぁ~、僕は全く成長したくありませんわw

 

とは、建前上は言えないですもんね。。


1000人いたら、1000人が何かしらの目標を掲げて、成長を望むのが当たり前というか大前提のようです。

プライベートでも、僕は成長なんて興味ない。退化していくまでは、ずっとこのままの現状維持で構わんよなどと、本気で思う人は魅力が皆無。誰にも必要とされないし、相手にもされない。一緒にいて付き合う価値すらないと思われてしまいますかね。

 

そのような建前社会の中ではありますが、実際には疲れ果てている人も中にはたくさんいるのが現実ではないでしょうか?

 

心の中では全く成長を望んでいないのに、やる気があるようにみせて、少しでも自分が成長したいという姿勢を演出しなければならない。

 

僕も、そんな一人でした。

 

いや、少し違います。
むしろ、誰よりも(極端に)成長をしたいと望んでいました。

 

何故、成長したいと思っていたのか?

 

その成長することで、実現したいと願い、追い求めていたものは一体何だったのでしょうか?

 

うつ病になって自分と向き合うことで、僕はとっても大切なことをはき違えていたことに気づきました。

 

この記事では、一体何のために成長することを望んでいたのか?そして、何故、成長を望み続けた果てに精神を壊してうつ病となっていってしまったのかをお伝えさせて頂きます。

 

仕事やプライベートで現状の自分の能力に自信がもてず、苦しみ悩みを抱えている方に少しでも参考にしていただけますと幸いです。

 

それでは、お付き合いの程、よろしくお願いします。

あなたは、何のために成長するの?力や知識を身に付けるの? 

成長することで身に付けた知識や技能というのは、どのように使うかで全く意味合いが変わってきます。

自分のため

収入や、社会的地位などを高めるために成長したいという人ですね。

 

このような人たちは、苦労して手に入れた自分の知識や技能を自分の立場や待遇を有利にするために最大限にフル活用します。

 

顧客・部下・上司・同僚など関わる人に対して、相手を打ち負かす武器として、自分の技能を活用します。

 

このようなタイプの人達は、現状の待遇に満足することはなく、絶えずより高いポジションや待遇を求める為に、現状の精神状態は不安定になりがちです。

 

そして、余りに不安定で最悪のケースでは、必要以上に能力を自己顕示に活用したがり、これがパワハラやハラスメントに繋がっていってしまう危険性もあります。

 

簡単に想像が出来ると思いますが、まわりは能力がある人に対してはビクビクして、能力がない人に対しては、あざ笑うようになります。

 

人間関係は、良くも悪くも組織の裁量権に従うのみの希薄なものとなります。

相手の為

反対に、自分の関わる人(顧客・部下・上司・同僚)に対して、少しでも役に立ちたい、貢献をしたい、喜んでもらいたいと思い、自身に出来る事を増やして行きたいと望むタイプの人がこちらタイプです。

 

先ほどの自分の為のタイプの人とは異なり、相手にどの程度貢献できたのかが自分を評価するものさしです。

 

その為、必要以上に自分の力を誇示したり、相手と力量を比較することなどにはそもそも興味をもたず、興味があるのは、自分がした仕事に対する相手の満足度のみです。

 

自分の為という人と決定的に違う点は、現状のありのままの自分を受け入れているという点にあると言えます。

 

その為、その人の能力自体に関わらず、非常に穏やかで周りに暖かいエネルギーを与える存在となります。

ぴよたまは、どっちだった?

ぴよたま氏は、どっちだったのかを振り返ってみました。

 

答えは、厄介な事に、自分では相手の為タイプと思っていながら、実際には自分の為タイプという第3のタイプでした。。

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相手の為と思って、実は自分の為。。

僕自身は、業務の質・量が自分のキャパを超えてしまう依頼や、どうしても理不尽で納得できない依頼に対しても自分を犠牲にすることで、相手に尽くしてきました。

 

どこかで、相手の為にイヤイヤやってあげているという意識がありました。

 

ですが、依頼を引き受けるという姿勢は正に徹底しており、次第に何をいってもこいつは断らないという認識を周囲に与え、面倒な案件は見事に僕に集中しました。

 

それでも、なんとか歯を食いしばり一つ一つの案件を丁寧にこなしていきました。

 

しかしながら、僕には初めから、業務を依頼した人を少しでも満足させてあげたいという気持ちはまるでありませんでした。

 

それよりも、処理できない業務を次々と依頼してくる周りに対して、恨みや恐怖の気持ちを抱き、こんなに頑張っているけれど、自分の評価はどうなっているだろうかということを、とても気にしていました。

 

結局、断ったら仕事が出来ないと思われるのが恐くて、本来断るべき仕事も引き受けてしまっていたのだと思います。

 

結局は、自分を守る為に仕事をしており、相手のニーズ等を意識する余裕も、意識もなく、結局、相手の為と思って嫌々引き受けて取り組んだ姿勢は心と気持ちが相手に伝わり、相手の意欲などのエネルギーすらも奪ってしまっていたのだと思います。

 

変に、自分を大きくみせようとせずにありのままの自分を受け入れ、自分の為に行動が出来ていれば、自分の良さに共感してくれる人にエネルギーを与えることが出来ていたのかなと思います。

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仕事が出来るようになりたい理由

また、仕事が出来るようになりたいともの凄く努力をしましたが、それは相手にバカにされたり、恥をかきたくないからという自分を守る為というのが動機でした。

 

相手の役に立ちたい、少しでも貢献をしたい。
それが出来るようになる為に今の自分に出来ないことを少しずつ出来るようにしていこうという謙虚な姿勢が持てていれば、自分自身でも、自分の仕事への取り組む姿勢を誇ることが出来たでしょうし、関わる人ともより良好な関係が築けたと思います。

 

勿論、あまりに風当たりが厳しい労働環境であったので、当時の自分にはそのような余裕が持てなかったことも仕方のないことだとは思いますが、自分自身の為にも、自分の為という意識ではなく、相手の為に出来る事に集中した方が、上手く行くだろうという事を学びました。

 

言うは易しでしょうけどね(^-^;

最後に 

自分を大きくみせよう。自分の力を誇示してやろうって思えば思う程、上手く行かないと落ち込み、焦り不安定になっていきます(^-^;

 

成長なんてしなくても、今の自分のまんまでも、自分と関わる人に対して何かしらの貢献は出来るはずです。

 

もしも、関わる人達にもっと喜んだり、貢献できるようになりたいと思って、そんな理由で成長したいと願うのならば、恐らくもの凄く大きな原動力となり、成長は著しいものになると思いませんか?

 

そして、仮に思う様に成長が出来なかったとしても、それが自分ですし、成長できなかった自分に対して、変に卑屈になることもなく、そんな時には、胸を張って、ありのままの自分に出来る範囲で全身全霊をかけて目の前の相手に貢献することに努めれば良いのだと思いました。

 

良い恰好をしようとしたり、自分がちやほやされたいという目的で成長したいと望んでいるならば、ゴールは果てしなく、目指している間は不安定で苦しいですよ。

 

そんなことをしないでも、十分に今のままで自分を誇り、周りに感謝されるような力をアナタは持っていると思いますよ。
人の為に役立てる力を求めるならば、恐らく目指している間も勇気が湧いて楽しいでしょうし、なんとなく、それは手に入れることが出来るのだと思います。

 

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

 

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