【体験談】深い悩み・困り事は、解決志向アプローチが有効
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ストレス社会である現代において、自分のメンタルを守る為のセルフケアの為のスキルというのは、非常に大切になってきています。
僕は、社会人になるまでは何不自由なく穏やか且つ、和やかに生活をしておりましたが、職場環境のストレスに上手く対処できず、ひたすら歯を食いしばり、根性だけで10年間過ごしてきて、とうとう力尽き、うつ病を発症してしまいました。
そんな僕が、心療内科での治療や、就労移行支援施設(リワーク)で習得したストレス対処に役立つ3種の神器のうちの一つ、解決志向アプローチについて、解説、ご紹介をさせていただきます。
別の神器である認知行動療法に関する記事は、コチラをご覧ください!
他の記事でもお伝えしておりますが、私は医者でもカウンセラーでもありません。
なので、学者向けの知識やうんちくは極力避け、患者の立場として、実際に苦しみや悩みなどを軽減するためのスキルを習得し、各療法を使うユーザーの立場で話をさせていただきます。
一人でも、多くの方がこの記事を読み、深い悩み・困り事を解決志向アプローチで緩和できるセルフケアスキルを習得できることを願っております。
それでは、よろしくお願いします😊
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解決志向アプローチは幅広い分野で活用されている
解決志向アプローチは、心療療法の分野で大きな成果を出しております。
また、さまざまな分野で活用されるようになり、今では、
ビジネス、教育、チームマネジメント、コーチング、組織開発などなど
多様な使われ方をしています。
原因追及
人は何かに困っている時、それを何とかしたいと思い、「困り事」についてもあれこれと考えるものですね。
「なんでこうなったんだろう?」
「いったい、どうしていつも。。」
「なにがいけないんだろう?」
こんな風に考えていくのが一般的だと思います。
この考え方自体、いけないことではないのですが、次第に、「原因だけ追究」や、「犯人探し」が目的にすり替わってしまいがちです。
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解決志向
もちろん、問題の原因が分かることですぐに解決することもあります。
しかし、人の悩みは複雑。また、長い間「問題」としてあることならば、「原因」だって簡単なモノではなく、一つとも限りません。
そして、重要な点があります。
「問題の解決には原因の究明がマスト」なわけではありません。
「解決」を「構築」することができるんです。
このように、「どうなれるといいだろう」という解決をデザインして、そこまでの間にある、「変化」に注目していくことが、「解決志向アプローチ」になります。
変化に注目することが大切
「原因」から「解決」へ注意を向けるためには、まず、身近にある「変化」に関心をむけることが効果的です。
「問題」に関心がすぐ向いてしまうので、これには訓練が必要になります。
「変化」は、「解決」のかけらであるという意識を持ちましょう。
「変化」はいつも起きていて、必然です。
「小さな変化」が「大きな変化」を生みます。
ささいな「変化」に気づけるようになれることで柔軟性を高めることができるようになります。
そして、柔軟性は、「選択肢」を増やしてくれて、「選択肢」が増えていくと、「可能性」が増えていきます。
「解決」のための3つの哲学
- もしうまくいっているなら、変えようとするな
- 一度でもうまくいったなら、またそれをせよ
- うまくいかないなら、何か違う事をせよ
とってもシンプルですが、このルールに従って行動をすることで、自分のありたい姿へと近づけていくことができます。
そして、コツとしては、大きなことを考えない。
とっても小さなことから取り組むということです。
何もうまくいっていることなんかないとお考えの方でもよく考えてみると、うまくいっていることが必ずあるはずです。
例えば、こんな事でも十分いいんです↓
- 朝食を必ず食べていて、そのおかけで午前中にそれなりに活動ができる。
⇒ 上手く行っているから、朝食を引き続き食べる。 - ダイエットで間食がしたくなったけど、食べたくなった時に歯を磨いたら、食べたい気持ちが少し収まった。
⇒ また、間食したくなったら歯を磨いてみる。 - 苦手な人と、上手くコミュニケーションが取れずつい避けてしまう。
⇒ あいさつだけおもいっきり明るくしてみる。そして、自分の気持ちの変化に注目してみる。
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最後に
如何でしたか?
最後に一点、体験談としてもの凄く重要だと思う点についてお伝えします。
解決に向けて何かをやってみようと考える時に、その行動が解決策として一見妥当でないモノ(解決するのに直接的とか理屈的とか考えると全く無意味だと思えるモノ)でも全く気にしないで、どんどん取り組んでみてください。
大切なのは、何か新しいことを行動してみて、それに対して自分がどのように変化したかという「自分データ」を一つずつ蓄積していくことにあります。
何も改善されなかったという結果も、それはそれで立派で貴重なデータの一つになります。そのように、自分にできる範囲で、新しい行動をしたり、(うまくいっているならば変えずに行動していく)ことで、解決像に近づけていくために有効な手段というのもみえてきます。
今回は、導入編ということで、まずは概要をお伝えさせていただきましたが、今後は実践編の記事も作成していきますので、楽しみにしていてくださいね😊
なお、就労移行支援事業所(リワーク)では、臨床心理士さんやカウンセラーさんの指導のもとに今回ご紹介させていただいたようなストレス対処法を身に付けることができるところも多くあります。
色々な種類の施設がありますが、見学だけでもOKですので、ご興味なるかたは是非以下のリンクでご自身にあったところ探されることをおススメします。
そのひとりの「働きたい」にこたえる。【LITALICOワークス】
お仕事復帰や自立を全力サポート | 就労移行支援のCocorport(旧社名:Melk)
障がいのある方への就労移行支援【パーソルチャレンジ・ミラトレ】
また、昨今は障害者向けの就職・転職支援サイトも非常に充実しています。
就職・転職のプロの支援を無料で受けられますし、ハローワークにはない求人案件もみつかると思いますよ。
心身状態に合わせて、既に就職活動のフェーズに入られている方は、是非コチラをご確認下さいね。
プロと一緒にする転職活動!障害者の就・転職ならアットジーピー【atGP】
今回は、これまで。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
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